京産大付 3回戦進出、連続2桁得点も祖田監督 ミスに表情厳しく 次戦は乙訓

[ 2020年7月19日 20:00 ]

令和2年度夏季京都府高等学校野球ブロック大会2回戦   京産大付12―1向陽 ( 2020年7月19日    わかさスタジアム京都 )

<向陽・京産大付>3回無安打2四球と好投した京産大付の1年生右腕の先発・八木
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 京産大付が2戦連続で2桁得点を奪って3回戦に駒を進めた。投げては6回まで4投手によるノーヒットリレーを演じるなど攻守で圧倒したが、祖田将希監督は「ノーヒットを逃したのはいいけど、ミスが絡んで失点したりと隙が出た」と厳しい表情で振り返った。

 先を見据えたゆえの厳しい言葉だった。次戦の相手は府内でも強豪として知られる乙訓(おとくに)。昨夏の地方大会3回戦で激突し、4点差で迎えた9回には2死満塁の好機を作りながらも一本が出ず敗北した。「追い詰めても全然動じなかった」と指揮官。今大会では甲子園の切符をかけた再戦はかなわなかったが、対戦カードが発表された瞬間から「打倒・乙訓」が一つのテーマになった。

 くしくも24日の3回戦は昨夏と同じ太陽が丘での対戦が決定している。当時はベンチで応援していたという宮田怜主将(3年)は「3年生が負けて、次は絶対勝つぞという気持ちがある。勝って決勝の舞台に立ちたい」と早くも闘志全開。祖田監督は「やることをしたら勝機はあると思うので、隙だけは見せずにやっていきたい」と力を込めた。

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2020年7月19日のニュース