ラグビー日本代表・田村優 ど真ん中に120キロ!「完璧」始球式にご満悦

[ 2019年10月31日 19:25 ]

<日本・カナダ>始球式を行うラグビー日本代表・田村(撮影・村上 大輔)
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 ラグビーW杯で史上初のベスト8に進出した日本代表のSO田村優選手(30)が、侍ジャパンとカナダ代表との強化試合(沖縄セルラー)で始球式を行った。

 ラグビーと同じ背番号10のユニホーム姿で登場。野球の未経験者とは思えない華麗なフォームからど真ん中へと投げ込み「見ての通り完璧でした。初めて投げたんですけど、100点ですね」と笑顔で振り返った。

 登板前には「山なりのボールだけは避けたいな。150キロ出します」と宣言していた日本代表の司令塔。山崎に投げ方などを教わってからマウンドに向かった。スピードは120キロだったが、沖縄は母親の地元で「おじいちゃん、おばあちゃんも見に来ていた。いいところを見せられて良かった」と話した。

 W杯では快進撃で列島を熱狂させた。「種目は違うけど、僕等も日本を背負って戦ってきた。いいものを残せたら、と思うし、(侍ジャパンも)頑張ってほしいと思う」

 侍ジャパンは世界一を目指すプレミア12、そして金メダル獲得を狙う20年東京五輪が控える。田村は「プレッシャーはあると思うけど、素晴らしい舞台を楽しんで、100%でやってほしい。(世界一という)僕らより高い位置に目標を設定していると思う。有言実行で、日本に力を与えてほしい」とエールを送った。

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