広島ドラ5・石原に指名あいさつ 鞘師スカウト「中村奨成と切磋琢磨して…」

[ 2019年10月24日 15:21 ]

鞘師スカウト(左)に帽子をかぶせてもらい、ポーズを決める石原
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 広島からドラフト5位指名を受けた石原貴規捕手(21=天理大)は24日、奈良・天理市内の同校で鞘師スカウトらから指名あいさつを受けた。

 佐々岡新監督の直筆サインが入ったドラフト会場の入場パスを受け取り、「1軍に早く上がって、戦力になれるようにしたい」と決意を新たにした。

 強肩と正確な送球を持ち合わせる長所の守備力に加えて、今春のリーグ戦では首位打者に輝くなど打撃でも評価を上げた。同スカウトは、「うちには若い中村奨成もいるので、切磋琢磨してほしい」と注文した。

 今季、広島は「捕手4人制」を敷いた。正捕手の会沢と石原に、左右の代打の切り札として磯村、坂倉も1軍に定着した。宮崎で行われているフェニックス・リーグには、坂倉と中村奨が参加して、実戦経験を積んでいる。残り少ない1軍の捕手枠をかけて、競争はさらにし烈を極めそうだ。

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2019年10月24日のニュース