ナショナルズ連勝 日系3世スズキが攻守に大活躍!好リード&決勝弾「狙って打ち返した」

[ 2019年10月24日 13:50 ]

ワールドシリーズ第2戦   ナショナルズ12―3アストロズ ( 2019年10月23日    ヒューストン )

<アストロズ・ナショナルズ>7回無死から勝ち越しの左越えソロを放ったナショナルズ・スズキ(AP)
Photo By AP

 大リーグのワールドシリーズは23日(日本時間24日)にテキサス州ヒューストンで第2戦が行われた。前身のエクスポズ時代を含めワールドシリーズ初出場のナショナルズ(ナ・リーグ)が12―3でアストロズ(ア・リーグ)に勝利して2連勝。地区シリーズ第5戦から続くポストシーズンの連勝を「8」に伸ばした。

 攻守でハワイ出身の日系3世、カート・スズキ捕手(36)が活躍した。守っては、先発ストラスバーグを好リードで支え、6回7安打2失点の好投をサポート。打っては同点で迎えた7回無死から、ア軍先発バーランダーの直球をジャストミートし、勝ち越しの左越えソロを放った。

 試合後、スズキはまず「自分が得意としているのはディフェンスでもあるので、それがチームの勝利に役立ちうれしい。きょうはストラスバーグが、昨日のシャーザーに続いて非常にいいパフォーマンスをした。それを助けることができてよかった」と笑顔。決勝弾には「前の回にストラスバーグが大きなピンチを乗り越えてチームに勢いをもたらしたので、それを生かすために打てる球をしっかりと狙って打ち返した」と声を弾ませた。これで敵地で連勝し、本拠地に戻るが「次の試合に集中するだけ。もちろん相手のアストロズはこのままでは絶対に終わらないチーム。我々は自分たちのゲームをして次のゲームに勝つだけ。自分たちのホームということで声援もあると思うので心強い」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2019年10月24日のニュース