巨人・阿部、現役最終打席は二ゴロ ソフトBナインからも胴上げ「幸せ者」

[ 2019年10月24日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ第4戦   巨人3―4ソフトバンク ( 2019年10月23日    東京D )

8回1死、阿部は二ゴロに倒れる(撮影・北條 貴史)
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 巨人だけではなかった。阿部はソフトバンクナインからも胴上げされた。「この重い体を10回も上げてもらってうれしい。幸せ者。最高の仲間とできて恵まれた19年間だった」。それぞれ、背番号と同じ10度宙を舞った。

 現役生活最後の日本シリーズは4試合中3試合で先発出場し、最初の打席で本塁打を放った。この日は6回に代打で登場し、最後まで出場。最後の打席は二ゴロに終わった。

 試合後、原監督からは「本当にお疲れさん」とねぎらわれ、ソフトバンクの王貞治球団会長からは「いい指導者になれるよう頑張ってくれ」とエールを送られた。選手生活は終わった。「家族サービスするよ。イチローさんみたいに、明日からバッティング練習したりはしないよ」。最後まで阿部らしくユーモアたっぷりだった。 (青森 正宣)

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2019年10月24日のニュース