巨人・原監督、ソフトBは「高い壁」 球団29年ぶりシリーズ4連敗「悔しさ糧に」

[ 2019年10月24日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ第4戦   巨人3―4ソフトバンク ( 2019年10月23日    東京D )

工藤監督(左)を祝福する原監督(撮影・森沢裕)
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 その目は早くも来季を見据えるか。前を見て堂々と胸を張り、巨人・原監督は報道陣の前に立った。

 「勢いというものももちろんですけどね。かなり高い壁はある。宿題、課題というものは残した状態で来季につなげる」。西武との90年日本シリーズ以来、29年ぶり3度目の4連敗を喫した。先発野手8人中5人が初めての日本シリーズだった。4試合で125打数22安打は日本シリーズ最低の打率・176で計35三振は同最多だが、大舞台の経験は何物にも代え難い。

 腰痛に苦しみ、CSの登板を回避して合わせた菅野は魂をぶつけた。初回に2者連続見逃し三振に斬ると、吠える。「何とかしたい一心で投げた。今年のシーズンは自分の中では悔しいことばかり。今までが順調にいきすぎた」。ここまで荒ぶる姿があっただろうか。

 4回、グラシアルに先制3ランを被弾。7回は1死一、二塁から途中出場の山本が二ゴロを悪送球。直前に1点差に迫っていただけに、痛恨の追加点となった。菅野は6回1/3を6安打4失点。味方のミスをカバーしようと歯を食いしばり、指揮官は「よく投げた。気持ちも体も投球も良かった」と称えた。

 「和と動」をスローガンに掲げ、V逸なら5年連続で球団最悪となる重圧をはね返した原監督。日本一には届かず「ジャイアンツというのは普遍。非常に意義のある年だった。ただ、超えられなかった。この悔しさを糧として、強いチームをつくる」と切り替えた。 (神田 佑)

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