阪神ドラ3及川、虎党へ「オヨヨ」と呼んで 高校時代の愛称「継続して呼んで頂けたら」

[ 2019年10月24日 05:30 ]

青空の下、投球フォームを披露する及川(撮影・島崎忠彦)
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 阪神からドラフト3位指名された横浜・及川雅貴投手(18)が23日、神奈川県横浜市内の同校で指名あいさつを受けた。1位指名の西純らと並び「高校BIG4」と称された大型左腕は、高校時代の愛称である「オヨヨ」を継続されることを希望。プロの並み居る強打者に「オヨヨ」と言わしめる投球を見せ、プロの世界で羽ばたく。

 及川だけに「オヨヨ」と呼んでください! 高校時代から、関西に縁があったのだろう。及川は何と、桂文枝の決めセリフと同じニックネームで呼ばれていたという。阪神から指名され、変更する必要などどこにもない。プロでも、同じ愛称の継続を希望した。

 「あだ名で呼ばれて嫌な思いは全くしないので、呼んで頂けるのならこのまま継続して呼んで頂けたらなと思っています」

 甲子園の申し子と言っていい。未来のドラフト候補さん、いらっしゃーい!と言わんばかりに、1年夏から聖地デビュー。名門校のエースとして将来を嘱望され続けてきたが、最上級生になってからは苦しんだ。今春の選抜大会では1回戦の明豊戦で3回途中5失点KO。チームも初戦敗退を喫した。雪辱を期した夏の神奈川大会も、準々決勝で敗退。救援登板として2度のリードを守れず、甲子園に戻ってくることはかなわなかった。

 「ホーム球場になると思っていなかったので。悔しかった思いもあるけど、早く1軍に上がってホームで頑張りたいです」

 それでも、運命の赤い糸はしっかりとつながっていた。阪神からの3位指名。同じく「高校BIG4」と称された1位指名の西純をはじめ、甲子園組は5人にも上った。「抜かさないといけない人もたくさんいる。一緒に頑張るというよりは、自分が早く1軍の舞台に立てるように頑張りたい」。単に仲の良いチームメートで終わらせるつもりはない。同期に対し、早くもライバル心をのぞかせた。

 「高校の時は試せなかったモーションもいろいろパターンを組んで試していけると思うので、一からという訳ではないですけど考えてやっていきたい」

 高校生活最後の1年は、突如として制球難に陥った苦い経験を持つ。課題を克服するべく、今後は2段モーションに取り組む構え。最速153キロを誇る潜在能力を存分に活かすために抜かりはない。

 「球界を代表するような投手になって日本代表のユニホームで世界を相手に戦いたい」

 理想のフォームを手に入れれば、強打者を「オヨヨ」と驚嘆させるだろう。プロの投手として勝つことで、ファンを喜ばせる役割も新たに加わる。虎党の皆さん、甲子園へいらっしゃーい! (阪井 日向)

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