広島・床田、ローテ完走へ下半身強化「秋はウエートとランニングに重点置く」

[ 2019年10月24日 05:30 ]

広島・床田
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 広島・床田寛樹投手(24)は、“先発ローテ完走ボディー”の習得を今秋のテーマに掲げた。今季は開幕から先発で回り続けた疲労を隠せず、8月中旬から13日間の登録抹消を経験。今オフは、課題の柔軟性を上げることでウエート種目の増加を目指しており、下半身強化で来季のフル回転に備える。

 今季のフル回転が、秋の課題を教えてくれる。先発ローテーションの一角を担ったことで、床田は体力の限界に気付いた。

 「1年間持たなかった。ローテを守りながら途中で疲れが出てきて、練習メニューもこなせなかった」

 1年目の17年に左肘を手術し、翌年はリハビリに費やした。初めて万全でシーズンを完走した今季は、開幕ローテーションに入り、25試合で7勝6敗、防御率2・96と合格点の成績を残した。

 しかし、1度の登録抹消が満足感を打ち消す。8月10日の阪神戦に2回2失点で降板。翌日から13日間の2軍暮らしを強いられた。150キロを超える直球が一時140キロ前半に落ち込むほどの疲労が原因だった。投球回は139回2/3。自身初の規定投球回に3回1/3届かなかった反省を踏まえ、今後は“ローテ完走ボディー”の習得に着手する。

 「この秋は、ウエートとランニングに重点を置きたい。しんどいですけど、両方こなしたい。特にウエートの種目を増やしたいですね」

 実は、これまで満足にウエートトレーニングをこなせなかった。理由は柔軟性にある。「体が硬くてメニューが限られてしまうんです…」。たとえば、下半身強化の“定番”であるスクワットでさえ、「足首が硬くてできない」ほどだった。今オフは一念発起。秋季練習では、投手のコンディショニングを担当する三浦真治トレーナー指導のもと、ストレッチなどで柔軟性を高めることに時間を割いている。

 「まだ伸びしろがあるということですかね。重いもので負荷をかけたり、できるだけ下半身を鍛えていきたい」

 参加予定の秋季キャンプでは疲労を考慮し、実戦登板は回避される見込みだ。実績を残したことで、調整法もこれまでとは異なるオフが待つ。「やっとプロ意識が芽生えた。今年1年投げさせてもらって、何が足りないのかは分かった」。先発ローテーションを守り抜く覚悟がオフ期間を充実させる。 (河合 洋介)

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