胃がん克服の広島・赤松 中堅で有終「当たり前だった応援が絶大なパワーだと気づかされました」

[ 2019年9月28日 05:30 ]

セ・リーグ   広島1-4中日 ( 2019年9月27日    マツダ )

引退セレモニーで胴上げされる赤松(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 今季限りで引退する広島・赤松が9回に中堅に就いた。16年12月に胃がんを公表し、レギュラーシーズンでの出場は同10月1日以来1091日ぶり。守備機会はなく、打席も回らなかった。3点劣勢の8回には代走としても準備していた。

 「同点の走者としての代走。病気になる前と同じ立ち位置だな…と。センターはいい景色だった。試合に集中しないといけないけど、“これで最後か…”とか“ファンの声援に応えたいな”とか思いながらでした」

 試合前は2人の愛息と始球式を務めた。試合後のあいさつでは涙で言葉を詰まらせながら、「僕は幸せ者です。いままで当たり前だった応援が絶大なパワーだと気づかされました。少しでも元気を与えられたなら本望です。受けた恩をこれから少しずつ返していきたいです」と感謝を込めた。号泣する菊池涼からは花束を贈呈され、「“ありがとう”と言ったぐらい。くさいことはお互いに言わない。またどこかでご飯を食べながら話します」と最後は笑顔で胴上げされた。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年9月28日のニュース