侍・稲葉監督 東京五輪開幕戦会場の「こけら落とし」視察「やりやすい球場に変わったなというイメージ」

[ 2019年9月28日 15:17 ]

五輪開幕戦を行うあづま球場の新装ブルペンを視察する侍ジャパン・稲葉監督                               
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 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が28日、東京五輪開幕戦会場であり改装された福島県営あづま球場の「こけら落とし」を視察した。この日はイースタン・リーグ、楽天―日本ハム戦が行われ、試合開始前から球場の細部まで確認した。

 「新しく人工芝になり、雰囲気もがらりと変わり、やりやすい球場に変わったなというイメージを持ちました」と稲葉監督は印象を口にした。

 球場は外野フェンスのラバーが1・5倍厚くなり、より衝撃を和らげるようになった。敷かれた人工芝は京セラドーム、ZOZOマリン、メットライフドームと同様のもの。車椅子専用の客席が5倍の20席に増やされ、3月にはエレベーターも設置予定で客席のバリアフリー化も進める。

 「皆さんにやりやすい環境、球場というものをつくっていただきましたので。我々はしっかり応えていく。恩返しができればと思っています」

 この日は五輪開会式まであと300日。イースタン・リーグ公式戦で試合前には君が代が流れ、稲葉監督も気持ちを新たにしていた。

 「やはりああして国歌を聞くと、始まるなというね。身が引き締まる思いがした。300日ですが、あっという間に過ぎていくと思う。後悔しないように準備していきたい」

 あづま球場では来年7月22、23日にソフトボールのオープニングラウンドが3試合ずつ計6試合を予定。同29日に野球の開幕戦が1試合(日本戦で対戦相手は未定)行われる。

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