広島 6点差を2点差まで追い上げるも…球団初シーズン2度目10連勝ならず 最短自力V消滅は1日

[ 2019年7月30日 22:17 ]

セ・リーグ   広島5―8巨人 ( 2019年7月30日    東京D )

<巨・広>8回1死一、二塁、右越え本塁打の松山(中央)はナインの出迎えを受ける (撮影・西川祐介)
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 大逆転でのセ・リーグ4連覇を目指す広島が首位・巨人との3連戦初戦で猛追及ばず5―8で敗戦。19日の巨人戦(マツダ)から始まった今季2度目の9連勝が止まり、巨人と6ゲーム差、2位・DeNAとは1.5ゲーム差に開いた。

 来日初登板初先発となったカープアカデミー出身の大型左腕・モンティージャが3回持たず3失点KO。それでも4点を追う5回に2死から西川、菊池涼の連続二塁打で1点返すと、1―7で迎えた8回には西川のバックスクリーン右への9号ソロに続いて、バティスタの二塁打と鈴木の死球で築いた1死一、二塁から春先の頭部死球に苦しんだ松山が4月11日のヤクルト戦(マツダ)以来110日ぶりとなる3号3ランを放って2点差と“逆転のカープ”を予感させた。だが、その裏に1失点。最後は3点差に泣いた。

 5月の11連勝以来今季2度目となる破竹の9連勝。シーズン2度の10連勝以上となれば球団初の快挙だったが、巨人・原監督の通算1000勝の引き立て役となってしまった。最短で8月1日には自力Vが消滅するが、これまで何度もその危機を回避してきただけに直接対決で王者の意地を見せられるか。負けられない第2戦では、ここまで7勝を挙げている2016年沢村賞左腕・ジョンソンにマウンドが託される。

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2019年7月30日のニュース