【奈良】智弁学園3年ぶり19度目V “小さな大打者”坂下が大会記録更新5号2ラン

[ 2019年7月30日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 奈良大会決勝   智弁学園12―5高田商 ( 2019年7月29日    佐藤薬品スタジアム )

<智弁学園・高田商>優勝旗を受け取る智弁学園・坂下(撮影・後藤 大輝)  
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 奈良大会のチーム通算記録を更新する12本塁打を放った智弁学園(奈良)が3年ぶり19度目の夏切符を手にした。中でも主将で3番を打つ坂下は1メートル63と小柄ながらも輝きを放った。

 この日は5安打4打点。2回には、奈良大会の個人通算本塁打記録を更新する5号2ランを左翼席に運んだ。4本塁打の記録を保持していたのが小坂将商監督(他2人)。指揮官は「記録はいつか抜かれるもの。それを教え子が抜いてくれたというのはうれしい」と頬を緩め、坂下も「偉大な監督さんの記録を超えられてうれしい」と笑みをこぼした。

 昨秋の県大会準々決勝で敗退後、ほぼ毎日早朝5時半から約1200スイング振り込み、体幹を鍛え続けた。その成果を聖地でも見せつける。

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2019年7月30日のニュース