栗山監督もディープインパクト追悼 1月訪問で3年ぶりV約束…「夢、希望、元気与えてくれた」

[ 2019年7月30日 15:15 ]

1月7日に社台スタリオンを訪問しディープインパクトと再会していた日本ハム・栗山監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・栗山英樹監督(58)が30日、札幌ドームでの楽天戦前に、史上2頭目の無敗の三冠馬で頸椎(けいつい)骨折のため安楽死処置が行われたディープインパクトについて言及。「本当に残念。多くの人たちに夢、希望、元気を与えてくれた」と感謝した。

 自宅のある北海道栗山町とディープ・インパクトが暮らしていた安平町の社台スタリオンステーションは車で30分ほどの距離。「日本最高の馬が近くにいるのなら会って何かを学びたい」との思いで、16年1月に初めて足を運んだ。その9カ月後の9月にソフトバンクとの最大11ゲーム差を逆転して優勝した際は「ディープインパクトのおかげ。ディープの追い込みと重なる」と感謝していた。

 今年1月も4年連続4回目の訪問を果たし、優しく声を掛けながら3年ぶりの優勝を約束していた。突然の別れとなってしまったが「向こうで(関係者の)話を聞いていると、走ることが本当に大好きだったみたい。それは(強い馬の)大原則だし、野球も一緒。誰よりも野球が好きで、一生懸命やる人には勝てない、と思っている」と自らに言い聞かせるように語っていた。

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2019年7月30日のニュース