巨人、首位の貫録見せた!先発野手全員14安打で原監督に1000勝プレゼント 広島9連勝でストップ

[ 2019年7月30日 21:23 ]

セ・リーグ   巨人8―5広島 ( 2019年7月30日    東京D )

<巨・広>監督通算1000勝を祝われる原監督(中央右)=撮影・木村 揚輔
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 5年ぶり優勝に向け首位を走る巨人が、9連勝の快進撃で敵地に乗り込んできた3位・広島の猛追をかわして8―5で勝利を収め、原辰徳監督(61)に通算1000勝目となる白星をプレゼントした。先発野手全員の14安打で8得点。先発の山口は8回途中8安打5失点でリーグトップの今季11勝目(2敗)。自身の連勝を7に伸ばした。

 広島は5月の11連勝以来今季2度目だった9連勝が止まり、巨人とのゲーム差が再び6に広がった。

 巨人は初回、1死から山本、丸の連打と敵失で満塁とし、亀井の中前適時打で先制。3回には坂本勇、亀井の連打と四球で1死満塁としてからゲレーロに左中間フェンス直撃の二塁打が出て2点を追加した。4回に坂本の適時打で1点を加えた巨人は6回にも若林の4号ソロと坂本勇の適時打、ゲレーロの犠飛で3点を追加。投げては先発の山口が今季初完投目前の8回に西川に9号ソロ、松山に3号3ランを浴びて降板したが、中川が後続をピシャリ。最終回をデラロサが締めくくった。

 広島は来日初登板初先発となったモンティージャが3回持たず3失点KO。4点を追う5回に2死から西川、菊池涼の連続二塁打で1点返し、1―7で迎えた8回には西川がバックスクリーン右に9号ソロを放つと、バティスタの二塁打と鈴木の死球の後で松山が4月11日のヤクルト戦(マツダ)以来110日ぶりとなる3号3ランを放って2点差としたが、及ばなかった。

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