【愛媛】宇和島東 9年ぶり夏切符!上甲さん教え子の長瀧監督「とても甲子園に行けるチームでないと」

[ 2019年7月30日 12:55 ]

第101回全国高校野球選手権愛媛大会 決勝   宇和島東7―3松山聖陵 ( 2019年7月30日    坊っちゃんスタジアム )

<松山聖陵・宇和島東>優勝を決めスタンドへ駆け出す宇和島東ナイン
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 88年の選抜優勝校・宇和島東が9年ぶり9度目の夏の甲子園出場を決めた。

 初回に2点を先行されたが、3回に追い付く。6回には再度追い付く粘りを見せ、3―3の7回2死満塁から「5番一塁」の赤松拓海(2年)が中前に決勝の2点適時打を放った。先発のエース右腕・舩田清志(2年)は粘り強い投球で3失点完投、打っては8回1死三塁から6点目となる適時打を右前に放つなど大車輪の活躍。参加58校の頂点に立ち、全国で48番目となる代表の座をつかんだ。

 97年春、夏の甲子園に故上甲正典監督のもと同校で「2番・中堅」として出場し、今年4月から母校の指揮を執ることとなった長瀧剛監督(39)は、優勝インタビューで「大会に入る前からとても甲子園に行けるようなチームではないと思っていたが、少しでも夢を意識しながらやってこられたのがいい結果につながった」と喜びを語った。

 28日に2年ぶり20回目の夏の甲子園出場を一足先に決めた明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督(63)のおい、中本恭平監督(31)が率いる松山聖陵は3年ぶり2度目の夏の甲子園出場を狙ったが、5回以降得点を奪えず涙をのんだ。

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