雄星 次回は「ショートスタート」の可能性 メジャー流疲労軽減へ

[ 2019年4月23日 05:30 ]

キャッチボールするマリナーズ・菊池(共同)
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 マリナーズ・菊池雄星投手(27)の次回登板が「ショートスタート」となる可能性が出てきた。スコット・サービス監督(51)が21日(日本時間22日)、方針を示した。20日のエンゼルス戦でメジャー初勝利を挙げた左腕の次回登板は26日(同27日)レンジャーズ戦と発表されたが、救援を先発起用する「オープナー」と似た1イニング限定の短い登板となりそうだ。

 スコット・サービス監督は菊池の次回登板は中5日となる26日(日本時間27日)の本拠でのレンジャーズ戦と発表した。その上で、ショートスタートについては「まだ決めてないが、すぐだろう。回復状況次第でショートスタートとなる可能性はある」と示唆した。

 入団当初から、疲労軽減のために短いイニングでの先発起用を挟む方針を示してきた。「ショートスタートの場合は1イニング限定。投げる日が決まっても(ショートスタートかそうではないかは)公表はしない」と指揮官。中継ぎ投手が先発し、先発投手につなぐ「オープナー」とは目的が異なるとも口にする。被打率が高まる打者1巡目を避けるための1試合の戦略としてではなく、1シーズン通して菊池の肩肘の状態を保つための方策と強調。「彼が今日の状態をどう感じているか」とメジャー初勝利から一夜明けた体の状態で判断する構えだ。

 菊池はキャッチボールやランニングなどで調整した。前日はナイターで、この日は午後1時開始のデーゲームだったが「しっかりと8時間は寝ました。いろいろ工夫して」と体調管理には余念がない。ここ3度の登板は中4日が続いた。日本では未体験の過密日程。ジェリー・ディポトGMは1月から「1カ月に一度は1イニング30球程度の登板にしたい」と話していた。

 菊池は初勝利に西武時代の同僚ら多くの知人からの祝福の連絡が途絶えない様子で「自分が勝つことで喜んでもらえるというのは大きなモチベーション」と笑顔。長く健康にローテーションを守るため、新たな試みにも懸命に腕を振るつもりだ。(笹田幸嗣通信員)

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