阪神マルテが“令和の救世主” 23日にも実戦復帰「上に戻りたい」

[ 2019年4月23日 05:50 ]

バットを回し笑顔を見せる阪神・マルテ(撮影・後藤 大輝)  
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 右ふくらはぎの張りで出遅れていた阪神のジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス)が、早ければ23日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)で実戦復帰することが決まった。2戦連続零敗で単独最下位に沈んだ猛虎を救えるのは、新助っ人砲なのか。平成の間での復帰は微妙でも、「令和の救世主」となるべく出撃態勢は整ってきた。

 
 はやる気持ちをグッと抑えながら、マルテは着実に段階を踏んできた。チーム、ファン、何より本人にとって待望の実戦復帰が目前。偶然にも異国の改元と時期が重なり、令和の訪れとともに1軍で暴れまくる決意を明かした。

 「屋外での練習もできている。上に戻りたいという気持ちを持っているし、そうなるようにやってきた。一日一日良くなっているし、早く万全な状態に戻したい」

 助っ人として日本に呼ばれた意味は十分に理解している。期待の新主砲候補として開幕に間に合わなかったことは痛恨。遅れを取り返すには少しでも早く1軍に上がり、勝利につながる打撃を見せるしかない。早ければ、23日の2軍戦に出場予定。一気に本番モードまでギアを上げていく意気込みだ。

 「日程はまだ分からないけど、早く出られるようにしたい。ベースランニングも守備練習もしているので。できると思って“試合に出たい”と言っているし、その辺りは問題ないよ」

 アクシデントが起こったのは3月16日だった。西武とのオープン戦のウオーミングアップ中に右ふくらはぎの張りを訴え、試合を欠場。重症ではなかったものの、再発しやすい場所でもあり、完治優先で調整してきた。ちょうど1カ月後の今月16日から鳴尾浜球場で屋外フリー打撃を再開。守備、走塁練習も少しずつ強度を上げ、ついに態勢が整った。

 2軍戦で結果を出せば早期昇格の可能性もある。ただ、今後の打線の浮沈に関わる大砲だけに矢野監督は「すぐにどうこうというところまでは、まだもう少し時間がかかる気がする。そこだけを期待するわけにはいかないかなと思うけどね」と慎重だ。もうしばらくは現状の打線の奮起に期待し、令和が始まる5月に起爆剤となってくれれば…という青写真だ。

 オープン戦は6試合で16打数4安打、打率・250と目立たなくても、メジャー4年間で30本塁打を放ったパンチ力は本物。最下位のチームに忍び寄る暗雲を振り払う豪快な打撃を早く見せてほしい。(山添 晴治)

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