ソフトBドラ6泉がプロ初勝利!イケメン右腕が「タカガールデー」沸かせた

[ 2019年4月23日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―1オリックス ( 2019年4月22日    東京D )

6回にリリーフ登板した泉 (撮影・白鳥 佳樹)     
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 憧れの東京ドーム。お立ち台で、泉が顔をどぎまぎさせていた。「試合より緊張する。まさか今日、初勝利できると思っていなかった」。反響する自身の声に戸惑いつつ、目を輝かせた。キャンプでは新人5投手で唯一、2軍にあたるB組スタートだったが、16日に昇格し、早くも3試合目の登板で初勝利を手にした。

 0―0の6回無死一、二塁でマウンドへ。メネセスに直球を左中間に運ばれ1点を失った後、開き直った。「ゼロで抑えようとしすぎて焦っていた部分があった。最少失点でいけばいいと楽になった」。最速149キロの直球とツーシームを織り交ぜて後続を断ち2イニングを投げ終えると、味方の逆転で同僚・甲斐野に続くルーキー白星が転がり込んだ。

 石川県金沢市出身。全国大会出場の経験はなく、金沢星稜大出身では初のプロ野球選手だった。昨年10月のドラフト会議の1カ月前まで牛丼チェーン「すき家」で時給1000円前後のアルバイトに励み、ホール作業を担当していた。

 少年時代は全国中継される巨人のファン。試合前は報道陣や関係者が待機する通路にふらりと現れ「初めて東京ドームに入った。始球式とか見てみようかなとか散策したけど、ぐるぐる回って迷子になりそうで」と照れた。都内の職場に勤務する兄・亮輔さん(25)も急きょ駆けつけ、ヒーローインタビューを見守った。

 この日は東京で初めて開催された「タカガールデー」。多くの女性ファンが詰めかけ、ピンク色のユニホームに包まれた中で、22歳右腕が黄色い歓声を独り占めにした。工藤監督は「素晴らしいピッチング。変化球も低めに投げられるし、直球、変化球で空振りが取れる」と称え、王貞治球団会長も「凄いね。3回目で勝利投手」と喜んだ。周東、三森ら「打」の若手だけではない。新たな救世主・泉が、鷹軍団の首位獲りの一翼を担う。 (後藤 実穂)

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