パイレーツの投手がマウンドで号泣 154キロの速球を投げた後、右腕に激痛

[ 2019年4月23日 17:18 ]

8回に速球を投げたあと右腕を痛めたパイレーツのバーディ(AP)
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 パイレーツのリリーフ投手に悲劇が襲いかかった。地元ピッツバーグでのダイヤモンドバックス戦でパイレーツの3番手として登板したニック・バーディ(28)は8回、ダ軍のジャロッド・ダイソン(34)に154キロの速球(この日17球目)を投げたあと、激痛が走った利き手の右腕を左手で押さえてマウンドにうずくまった。ひじと上腕二頭筋を痛めて投球不能となったもので、トレーナーに抱きかかえられてベンチへ。同投手は2017年に右ひじの腱移植、いわゆるトミー・ジョン手術を受けており、度重なった故障ゆえに目に涙を浮かべながら退いた。

 試合は12―4でダイヤモンドバックスが勝って12勝11敗。ナ・リーグ中地区で首位に立っているパイレーツは連敗を喫して12勝8敗となった。

 今季2勝(1敗)を挙げているバーディは7回から今季11回目の登板。中2日の登板だったが、ダイヤモンドバックスのクリスチャン・ウォーカー(28)にいきなり本塁打を浴び、8回も3連打で1点を失っていた。

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