日本ハム・金子、精密機械ぶり発揮 栗山監督「投げることが本当にうまい」

[ 2019年2月1日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む金子(撮影・会津 智海)
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 圧倒的な存在感だ。日本ハムは30日(日本時間31日)、キャンプ地の米アリゾナ州で合同自主トレを行った。オリックスから移籍した金子弌大(ちひろ)投手(35)は米国入り後、初めてブルペン投球を実施。栗山英樹監督(57)、ナインらが見守る中、通算120勝の沢村賞右腕が「名刺代わり」の小気味よい投球を披露した。

 集まる視線。栗山監督、球団スタッフ、そして一部選手も練習を中断し、その投球を見守る。金子は「こんなに緊張するブルペンは久しぶり。足がつりそうになった」と振り返ったが、カーブ、スライダーなど、投じた25球は捕手がミットを構えた場所に吸い込まれた。米国入り後の初ブルペンでも「精密機械」ぶりを発揮。栗山監督も「投げることが本当にうまい。力を入れた分だけ球に回転が入っている」と絶賛した。

 アリゾナ州での合同自主トレ2日目。1日(日本時間2日)のキャンプインを前にした最後の調整の場でもあり、外国人選手を除く1軍投手20人のうち、上沢、斎藤、有原ら15人がブルペン入りしたが、「主役」は14年に沢村賞を受賞した通算120勝右腕だった。

 実績抜群の35歳もプロで初めて経験する移籍。オリックス時代から積極的に周囲とコミュニケーションを取るタイプではなかったが、主力がほぼ20代で明るい雰囲気の新天地で数日を過ごし「投手で最年長だけど若手が気を使ってくれていろいろと話し掛けてもらっている」と感謝する。

 前日は練習後に球場付近のゴルフ場で選手会長の中島、西川ら10選手が企画した「入団歓迎ゴルフコンペ」に参加。夕方からの限られた時間だったが、有意義な時を過ごした。レンタルクラブのため大半の選手がスコア100前後と苦戦する中、一人だけ80台をマーク。ある選手は「野球もゴルフも精密機械。全てのクラブがうまかった」と目を丸くする。この日はアップ中に19歳の清宮に話し掛けるなど、自らも溶け込む努力を惜しまない。

 先発、救援など多くの役割を求める栗山監督は「チームが変わったことも全てプラスになってほしい」と期待する。グラウンド内外で受ける首脳陣、選手からの心遣い。必ず結果で恩返しする。(山田 忠範)

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