巨人・原監督「私も新戦力」大型補強で07年亥年V再現へ

[ 2019年2月1日 05:30 ]

報道陣にポーズをとる原監督(撮影・西尾 大助)
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 プロ野球は1日、日本ハムを除く11球団がキャンプインを迎える。巨人・原辰徳監督(60)は31日、キャンプ地の宮崎に入り、4年ぶりに復帰した自身を「新戦力」と表現。大型補強組を現有戦力に融合させ、5年ぶりのV奪還を目指す意思を表した。第2次政権時の07年も小笠原ら大型補強を敢行して5年ぶりのV奪回に成功。同じ亥(い)年だった12年前の優勝劇を再現する。

 宮崎神宮の鳥居をくぐる直前、雨がやんだ。傘をたたんだ原監督が、大型戦力を率いるように先頭を歩く。一歩、一歩、砂利を踏む音が参道に響いた。

 「私も含めて新戦力。真っ白い状態で、私自身と共に行こうというところ」。ちょうど12年前、07年のこの日。指揮官は先頭で青島神社の鳥居をくぐった。前年に球団ワーストタイの4年連続V逸。今年と境遇は同じだった。オフにパ・リーグMVPの小笠原、谷ら大型補強を敢行した。

 今年はFAで2年連続MVPの丸、炭谷を獲得したことも当時と重なる。ベテランの中島、岩隈も加わった。原監督は全体ミーティングで初めて全員の前に立った。「19年度が私にとっては31年目のジャイアンツ。新鮮に1年目、ルーキーイヤーという気持ちでやっていこうと思う」とあいさつ。3度の日本一を含む7度リーグ制覇の経歴を脱ぎ捨てる。

 07年は高橋由、阿部、李スンヨプら現有戦力と移籍組が融合した。現在は中心に主将・坂本勇、選手会長・菅野がいる。「いい年齢の中で、2人が投打のリーダー。心強いし、チームのバランスとしても非常にいい」とみる指揮官。人的補償で内海と長野はチームを去った。代わりに高田、大江や和田、松原らフレッシュな顔触れが、1軍に名を連ねる。若き4番・岡本はレギュラー2年目を迎える。

 さらにミーティングでは「実力至上主義、勝利至上主義」と打ち出した。3日には球団史上最速の実戦となる若手主体の「1軍VS2軍」の紅白戦を行い、し烈なサバイバルが始まる。宮崎空港のセレモニーで掲げた「日本一とファンに愛される」という2つの目標へ、「ニューヒーロー」の出現にも期待する。

 「Day By Day」――。3月29日に戦う王者・広島との開幕戦(マツダ)を見据え、英語で表現した。「一日一日というものを積み上げながら、時間がありそうでそうそうはありません。しっかりとチームをつくり、ペナントレースの戦いを挑んでいきたい」。12年前と同じ亥年に「大型巨人」が5年ぶりV奪還を再現する。(神田 佑)

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