サファテの代役から ソフトB森 セーブ王初タイトル確定「素直にうれしい」

[ 2018年10月5日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―2オリックス ( 2018年10月4日    京セラD )

ソフトバンクの森
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 野手の意地が、うれしかった。0―1の9回、ソフトバンクのグラシアルが同点打を放ち、オリックス・増井のセーブを阻止した。その瞬間、森にとって初タイトルとなる最多セーブが確定。この日は登板しなかった5年目右腕は「野手の方に点を取ってもらった。自分が(タイトルを)獲れると思っていなかったので、素直にうれしい」と感謝した。

 守護神・サファテが開幕直後に離脱し、抑えを任された。9月はプロ野球記録となるチーム7試合で7試合連続セーブを記録するなど、36セーブを積み上げた。「(抑えを)やっていくうちにバッターの方も見えてきた。バッターと勝負できるようになった」と振り返った。

 初めてのポジションに重圧も感じていた。転機は7月の球宴出場だった。前半戦は力任せに投げていたが、力を抜くコツを覚えた。「僕の中での分岐点。試すことができたので、大きかった」と、後半戦での安定感につながった。工藤監督も「“全力じゃないのに差し込まれるんですね”と言っていたしね。考えながらやっていることがきっかけになった」と目を細めた。

 9回のマウンドに合わせて、ブルペンでは約10球の全力投球で肩をつくる。登板直後にプロテインを摂取し、試合後は週に2回のペースでトレーニングもこなす。「やっていることは中継ぎのときと変わらない」と、自らのルーティーンを貫き、昨季に並ぶ64試合に登板してきた。

 「これで終わりじゃない。CS、日本シリーズもある。もう一回、引き締めてやっていきたい」と森。初タイトルにも浮かれることはなかった。

 ▼ソフトバンク・グラシアル(9回に同点適時二塁打、23打席ぶりの安打に)バンデンハークが好投を続けていたし、投手陣を楽にしたかった。大事な場面でヒットが打てて満足。

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