楽天 来季の監督に平石監督代行の昇格を発表 38歳での監督就任は球団史上最年少

[ 2018年10月5日 17:10 ]

楽天の平石監督代行(撮影・尾崎 有希)
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 楽天は来季の監督に平石洋介監督代行(38)を昇格させることを発表した。

 石井一久GMが試合前練習の後「平石監督代行に要請して受諾された」と明かした。今季は開幕から低迷し、梨田昌孝前監督が6月16日の阪神戦(楽天生命パーク)後に辞任。その後は平石ヘッドコーチ兼打撃コーチが監督代行として指揮を執った。

 借金20からのスタートとなったが、選手とコミュニケーションをとりながらチームを立て直し、35勝40敗2分けと、終盤は若手起用にシフトしながらも健闘。球団はその手腕を評価した。OBが監督に就任するのは球団で初めて。38歳での監督就任は球団史上最年少となる。

 ◆平石 洋介(ひらいし・ようすけ)1980年(昭55)4月23日生まれ、大分県出身の38歳。PL学園、同大、トヨタ自動車を経て04年ドラフト7巡目で楽天入団。11年に引退し、通算成績は122試合で打率・215、1本塁打、10打点、4盗塁。12年からは楽天のコーチとなり16、17年は2軍監督も務めた。1メートル75、75キロ、左投げ左打ち。

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2018年10月5日のニュース