マツダで由伸コール 試合前に涙のミーティング「責任を取るのが俺の仕事」

[ 2018年10月5日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―0広島 ( 2018年10月4日    マツダ )

<広・巨>両チームのファンからの声援に帽子を掲げて応える高橋監督(撮影・北條 貴史)
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 由伸コールがマツダスタジアムで起こる。勝利した試合後、巨人・高橋監督はビジター席に感謝の一礼。「あともう1試合、何とか勝てるように」と言った。

 球場到着直後のミーティング。「申し訳ない」と選手、コーチ、スタッフの前に立ち、謝罪の言葉を述べた。声を詰まらせ、涙を流しながら続けた。「悔しいけど現実がこうなっている。目を背けることはできない。責任を取るのが俺の仕事」。現役時代を通じて一度も見せたことのない姿に胸を打たれ、涙ぐむ選手も多数いた。

 岡本は「残り試合を頑張りますとしか言いようがない」と言い、5回に先制の中前打。指揮官が据えた4番打者は今季97打点で、史上最年少22歳での100打点に迫る。「時期が時期だから、びっくりした」と話した阿部は8回に11号ソロ。通算399本塁打に伸ばし、球団では長嶋茂雄、王貞治しかいない400号に王手をかけた。

 球団は「再々登板」となる原前監督に再建を託すことになった。それでもCS出場権を争うチームは高橋監督と9日の阪神との今季最終戦(甲子園)を戦う。選手が指揮官の「顔色」をうかがうことなくプレーできるように、感情は封印してきた。高橋監督は選手の前で「残り試合を戦う。今できることはそれしかない」と号令をかけた。勝負師として、けじめをつけた背番号24の熱い言葉だった。 (神田 佑)

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