楽天・松井 6回14Kも8敗目 7者連続は09年岩隈以来の球団記録

[ 2018年10月5日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3―4日本ハム ( 2018年10月4日    楽天生命パーク )

<楽・日>6回まで7者連続を含む14奪三振の松井(撮影・篠原岳夫)
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 ニコリともしない。楽天・松井は風格すら漂わせてマウンドからベンチに戻った。3回2死、アルシアをスライダーで空を切らせた。初回2死満塁で清宮をチェンジアップで空振り三振に仕留めてから7者連続三振だ。

 「(フォームの)バランスが悪くて、力でねじ伏せようとして球数が増えてしまった」と反省が口をついたが、岩隈(マリナーズ退団)が09年に記録して以来、9年ぶり3人目の球団記録となった。

 石井一久新GMの意向もあり、来季も見据えた2度目の先発。6回2死、石川亮を146キロ直球で空振り三振に仕留めて降板。6回4安打4失点で8敗目を喫したが14奪三振。先発だった新人時代の14年の9個を上回り自己最多を更新した。「松井裕樹」の名を世に知らしめた桐光学園2年時の12年夏の甲子園で、10者連続奪三振、1試合22奪三振の記録を打ち立てた「ドクターK」の姿がプロ5年目によみがえった。

 9月27日ロッテ戦では5回83球で降板したが、今度は6回113球を投げた。「前回は4回ぐらいで球速が落ちたが、100球を超えても、140半ばが出ていた。フィジカル的に段階を踏めている」と手応えを示した。

 来季以降の起用法は首脳陣と石井GM、本人で話し合い決定する方針。松井は「抑えに戻るにしても可能性が広がった。良い機会をもらえた」。平石監督代行も「来年のことは分からないが、思っていた以上に先発で投げられていた」と評価した。来季、背番号1がまっさらなマウンドに立つ可能性が広がった。(黒野 有仁)

 《7者連続は09年岩隈の球団記録タイ》松井(楽)が7者連続を含む自己最多の14奪三振。連続奪三振のプロ野球記録は57年梶本(阪急)、58年土橋(東映)の9連続だが、楽天では06年グリン、09年岩隈に並ぶ最多タイ記録になった。また、松井は全て空振り三振。7者連続空振り三振は今季菅野(巨)以来で、球団初だ。なお、パで7者以上連続奪三振を記録しながら黒星は05年JP(オ)に次ぎ2人目。

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