阪神 韓国先発左腕調査 現状岩貞1人だけ…来季最重要補強ポイント

[ 2018年10月5日 11:52 ]

<神・ヤ>5回、代打の鳥谷(右)は中前適時打を放ち球団新記録となる2065安打を達成しベンチに戻り金本監督と握手を交わす (撮影・奥 調)
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 来季4年目を迎える金本阪神の巻き返しに向け、重要補強ポイントの一つが先発左腕投手の獲得だ。阪神が、韓国No・1左腕のヤン・ヒョンジョン投手(30=韓国KIA)の動向を調査していることが4日に判明。ジャスティン・ニコリーノ(26=レッズ傘下)やロエニス・エリアス(30マリナーズ)らもリストアップしているもようで、戦える戦力補充を行う構えだ。

 メッセンジャー、藤浪、秋山、才木、小野……。さらに青柳や浜地、馬場らも控えており、先発右腕の頭数は充実している阪神。一方で不足しているのが左腕だ。今季、年間を通じて先発ローテーションを担ったのは岩貞のみ。ルーキーの高橋遥は故障離脱し、岩田もローテの谷間を埋めるにとどまった。さらに今秋ドラフトでも1位候補に左腕は不在。それなら、助っ人で補強するしかない。

 球団は今年、韓国と台湾に2度、米国にも1度、編成担当を派遣し、新外国人投手候補の調査に力を注いできた。特に韓国視察では先発を重点調査。その中で浮上した候補の一人が最速152キロを誇る韓国No・1左腕のヤン・ヒョンジョンだ。球団幹部も「リストには入っています」と認めた。

 打高投低のKBO(韓国野球委員会)リーグで、今季まで5年連続2桁勝利を挙げており通算120勝。15年には最優秀防御率、17年には20勝で最多勝のタイトルを獲得した。今季も29試合13勝11敗、防御率4・15(4日現在)。KBOで実働12年と経験豊富。今年で30歳と、まだまだ働き盛りで、日本でも先発ローテーションの一角を担う力を、十分に持ち合わせている。

 球団はヤン・ヒョンジョンだけでなく、8月の米国視察でも調査に力を入れてきた。ジャスティン・ニコリーノは直球こそ145キロ前後ながらチェンジアップを巧みに駆使し、打たせて取る技巧派左腕で、オリックスのアルバースに似たタイプという。ロエニス・エリアスは14年シーズンに先発として10勝(12敗)を挙げたスリークオーター左腕で、150キロ前後の球威が持ち味。いずれも、先発ローテの一角を期待できる。

 別の球団幹部が「新助っ人に関しては、まずは野手よりも投手を優先して調査しています」と話したように、今オフの最重要補強ポイントは投手。しかも先発左腕だ。若手野手の育成を進める上でも投手力強化は不可欠。今後もヤン・ヒョンジョンらを中心に、先発左腕候補の動向を注視していく。

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