オリ福良監督が辞任表明 球団慰留も固辞「結果の世界」後任は白紙

[ 2018年9月26日 05:30 ]

オリックス・福良監督(撮影・後藤 正志)
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 オリックスは25日、福良淳一監督(58)の今季限りでの退任を発表した。長村裕之球団本部長が京セラドーム大阪で対応し、福良監督からの辞任の申し出を了承したことを明かした。球団は育成手腕を評価し続投要請していたが、福良監督は成績不振の責任を負い固辞していた。

 熟考を重ねた福良監督の決断だった。「結果が全ての世界。(球団側は)“けが人が多数出たことや意に沿う補強ができなかったことは、こちらの責任”と言ってくれたけど全てをひっくるめて、こっちの責任だから」。

 就任3年目の今季は高卒2年目の山本をセットアッパーに起用したリーグ屈指の救援陣を築き交流戦パ・リーグ最高勝率。球宴までの前半戦は39勝37敗4分けの3位と14年以来の貯金で折り返したが、後半戦で失速した。育成手腕を評価され球団から夏までに非公式ながら続投要請を複数回受けたが、7月28日に自力優勝の可能性が消滅した責任を感じ固辞。今月5日に神戸市内で湊通夫球団社長、長村本部長らと会談し正式に辞意を伝えた。

 「嫁さんは理解を示してくれた。でも、オリックスへの愛着もある。見てきた若手も気になるし、見届けるのが責任だとも思う」

 球団から強く慰留され、その後も話し合いを続ける中で揺れる時もあったが、20日の湊社長らとの再度の会談で勝負の世界に生きる男のけじめをつけた。長村本部長は「監督の決意は一貫して変わらなかった。違う側面で協力してもらいたい」とフロント入りを要請したことも明かした。

 この日のソフトバンク戦に敗れBクラスが確定。福良監督は「お客さんに喜んでもらえる試合をするだけ」と残り7試合の完全燃焼を誓った。今季最終戦の10月5日ソフトバンク戦(京セラ)で代行を含めた4年間の監督生活に終止符を打つ。

 一方で、長村本部長は後任について「全くの白紙」とした。日本一になった96年を最後にリーグ優勝から遠ざかり新体制構築は急務。田口壮2軍監督をはじめ外部招へいも含めた候補の人選を進めていく。(湯澤 涼)

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