中日・浅尾が引退へ 中継ぎ史上初のMVP腕 右肩痛からの復活模索も

[ 2018年9月26日 06:00 ]

中日・浅尾(撮影・後藤 正志)
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 中日の浅尾拓也投手(33)が今季限りで現役を引退することが25日、分かった。最速157キロの直球と140キロ超のフォークを武器にセットアッパーとして10、11年の連覇に貢献。11年には中継ぎ投手として史上初となるMVPに輝くなど一時代を築いたが、近年は相次ぐケガに悩まされてきた。近日中に引退会見を開く。

 「投手王国」の最強セットアッパーとして鮮烈な印象を残した剛腕がグラウンドを去る。野球では無名だった地元愛知県の日本福祉大から06年大学・社会人ドラフト3位で中日入り。細身ながら抜群の身体能力を誇り、投球のみならずフィールディングも素晴らしく、11年には中継ぎ投手では異例のゴールデングラブ賞を獲得した。さわやかなルックスと礼儀正しい性格でアイドル的人気を博した。

 10年には72試合の登板でいずれもプロ野球記録となるシーズン47ホールド、59ホールドポイントをマーク。11年は球団最多記録の79試合に登板し、45ホールド、防御率0・41と球史に残る活躍でリーグ連覇の立役者となった。ただ、2年間で150試合以上を投げた反動もあり、12年以降は再三、右肩痛を発症。復活への道を模索し続けたが、本来の姿を取り戻せず、今季も9試合の登板にとどまっていた。

 年齢的にはまだ現役続行の可能性もあったものの、熟考の末に本人が決断。一時代を築いた名投手が、惜しまれながらユニホームを脱ぐ。

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