セーレン4強 荒川が先頭打者弾 1番起用に応える

[ 2018年9月11日 05:30 ]

スポニチ主催天皇賜杯第73回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント第3日 ( 2018年9月10日    きらやかスタジアムほか )

 9日に雨で順延となった3回戦2試合と、準々決勝4試合が行われた。3回戦で前年度優勝の和合病院(愛知)に競り勝ったセーレン(福井)が、静岡ガス(静岡)を3―1で下してベスト4進出。パイオニア(埼玉)、親和銀行(長崎)、京葉銀行(千葉)も準決勝進出を決めた。11日は荘銀・日新スタジアムで準決勝2試合が行われる。

 セーレン(福井)は荒川の先頭打者アーチが勝利を呼び込んだ。初回にカウント3―1からの5球目を左翼席へ運んだ。「うまく反応できた」。今大会はここまで無安打だったが、1番起用に応え、安どの表情を見せた。古市豊裕監督は「あと2試合、全力を尽くす」と09年以来9年ぶり2度目の頂点を視野に入れた。

 ≪雨味方に劇勝!!≫パイオニア(埼玉)が雨を味方に付けての劇的勝利だ。2点をリードされていた5回2死一塁の守備中に突然の豪雨。1時間54分の中断を経て再開されると6回2死二塁で山崎が放った打球は左翼手の頭上を越した。「集中力を切らさず、勝つことを考えていた」と振り返る。就任3年目の赤坂恵一監督は「応援団の力が大きい」。山形県天童市に所在を置く東北パイオニアの大応援にも感謝していた。

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2018年9月11日のニュース