広島・丸 本塁打量産のワケ 選球眼に磨きかけ好球必打

[ 2018年9月11日 06:28 ]

広島の丸
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 3連覇に向けマジックを9とした広島。その中で35本塁打と奮闘する丸佳浩外野手(29)の記録に注目する。 (記録課・志賀 喜幸)

 ここまで山田哲(ヤ)の94を抑えセ最多の110四球を選ぶ丸。四球王なら14、15年に次ぎ3度目になるが、今季のボールゾーンへの投球に対するスイング率を見ても、わずか12・7%。セ規定打席到達者の中では糸原(神)の13・5%を抑え最低と、定評ある選球眼はデータにもはっきりと表れている。また、四球の多さからも想像できるように、丸への全投球に占めるストライクの割合は半分以下の46・4%(2028球中941球)。リーグ2番目に低い数字だが、その貴重なストライクを打って出れば・359の高打率。ボール球をしっかりと見逃し、少ない好球を高確率で仕留めているのが分かる。

 四球だけでなく、本塁打も33本塁打の筒香(D)、バレンティン(ヤ)を従えリーグトップ。チャンスメークとポイントゲッターの2役を見事に果たしている。過去のプロ野球で同じ年にリーグ最多本塁打と100四球以上を両立したのは王貞治、野村克也、掛布雅之、落合博満、デストラーデ、松井秀喜、ペタジーニ、カブレラ、バレンティンの9人だけ。丸も達成すれば球団初で日本人では松井以来の記録になる。なお、広島の左打者が最多本塁打に輝くと87年のランス(39本)以来で、日本人では初となるが、優勝に花を添えるか注目したい。=終わり=

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