【担当記者が指名!U18侍から先取りドラフト セ編】巨人“相思相愛”で菅野の後継者に

[ 2018年9月11日 11:30 ]

銅メダルを胸に記念撮影する高校日本代表の(左から)根尾、吉田、藤原(撮影・吉田 剛)
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 今回の高校日本代表では金足農の吉田、大阪桐蔭の根尾と藤原、報徳学園の小園がドラフト1位候補として注目された。プロ12球団担当記者が、補強ポイントに合致する選手を「指名」した。

 <広島 報徳学園・小園>広島は黄金期継続へ「タナ・キク・マル」ら野手の戦力が充実している間に“次世代”の育成にも取り組みたい。今季途中には、ソフトバンクから23歳で実績のない曽根をトレードで獲得して二遊間の育成に本腰を入れ始めた。広島が伝統的に重視する走力と守備力に特長のある小園なら、チーム方針にも合致する。鈴木、丸ら現在の主軸を担うのは高卒組。野手の育成に自信を持つだけに、伸びしろも重要な判断材料だ。 (河合 洋介)

 <阪神 大阪桐蔭・藤原>阪神は将来的に中軸を担える高校生の野手と、即戦力投手の補強が今秋ドラフトの2大方針だ。不動のレギュラーを張れる二遊間、柱となれる先発投手、福留の後釜を担う外野手と補強ポイントが多岐にわたるため、直前まで1位入札を熟考する見込み。そのチーム状況を踏まえた上で、1人を選ぶなら藤原だろう。打力、走力は今年の全ドラフト候補の中でトップ。4年連続で野手1位入札となっても、獲得する価値がある。 (惟任 貴信)

 <DeNA 大阪桐蔭・藤原or金足農・吉田>即戦力の大卒投手を1位指名してきた近年の流れが変わる可能性がある。野手では、走攻守のそろった藤原に最高評価を与えている。将来的に球界を代表するスターになり得る存在としてマークを続けてきた。投手では吉田がチームの補強ポイントと完全に合致。豊富な左腕に比較して、先発右腕は明らかに手薄。高校生ながら早い段階から1軍で通用すると見ており、エース候補となる右腕は是が非でも獲得したいところだ。 (重光 晋太郎)

 <巨人 金足農・吉田>投手と外野手が補強のポイントになりそうだ。菅野からエース道を受け継ぐような大型新人、主力が中堅からベテランの域に入っている外野手の定位置を奪えるような即戦力ルーキーが欲しい。その中でも好きな球団に「巨人」を挙げた金足農・吉田がプロ志望届を提出した際には、指名すべきだ。純粋な戦力に加え、甲子園が生んだスターの獲得はチーム内の活性化にもつながる。競合は必至だろうが、勝負する価値がある。 (川手 達矢)

 <中日 大阪桐蔭・根尾>根尾の1位指名が確実視されている。内野は今季、高橋と京田の二遊間コンビが形成されたが、両者を脅かすライバルが不在。チーム内の競争激化のためにも、走攻守の三拍子がそろった根尾の獲得が必要不可欠だ。4度出場、3度優勝した甲子園での活躍で知名度は抜群な上、岐阜県出身。地元重視を打ち出す球団方針にも合致しており、将来のスター候補として、喉から手が出るほど欲しい選手だ。 (徳原 麗奈)

 <ヤクルト 大阪桐蔭・藤原>青木、バレンティン、坂口、雄平の外野レギュラー層は厚いが、4人とも34歳以上。若手は新人の塩見、3年目の山崎らがいるが、1軍定着までは至っていないのが現状だ。今季のチームは打力が高い一方、投手力が課題。即戦力投手の補強は不可欠だが、近年の球団は「育成重視」の方針を打ち出している。三塁には昨年ドラフト1位の村上。共にチームを支える存在として、走攻守そろった高校生外野手の存在は魅力的だ。 (細川 真里)

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