梅ちゃん 城島以来先発マスク100試合出場へあと5「1試合も落とせない」

[ 2018年9月11日 05:46 ]

阪神の梅野
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 阪神・梅野隆太郎捕手(27)が早ければ15日のヤクルト戦(甲子園)で、10年の城島以来となる先発マスクのシーズン100試合目に到達する。キャリア初の節目を前にして口にしたのは、チームが4位に沈む現状への強い責任感。残り27試合での巻き返しへ、強い決意を明かした。

 梅野が、大きな節目に到達しようとしている。今季、ここまでレギュラーシーズン116試合中、95試合で先発マスクをかぶってきた。あと5に迫る100試合をクリアすれば、阪神では10年に全144試合に出場した城島健司以来8年ぶりだ。

 「100試合っていうのは、今まで(過去4年)なかったし、一つの目標でしたけど、チームも借金がありますし、捕手として、満足はできないです。数字として100になったというだけですね」

 昨年マークしたキャリア最多の90試合をすでに超え、守備イニングも、6日の広島戦で同様に自己最多だった813イニング(17年)を上回った。8月14日の広島戦からは、21試合連続で先発出場中で、早ければ15日のヤクルト戦で初のシーズン100試合目を迎える。

 現役時代、正捕手として2度のリーグ優勝に導いた矢野2軍監督も、1軍バッテリーコーチを務めた際には「先発マスク100試合」を正捕手奪取への最低ノルマに設定していた。長らく、正捕手を固定できなかったチームにおいて、城島以来7年間、固く閉ざされてきた扉を、背番号44がこじ開けることは濃厚だ。

 ただ、言葉からも強くにじむように、通過点であることは間違いない。山田バッテリーコーチも「(梅野の100試合到達に)まだまだ、そんな」と、大きく首を振る。盗塁阻止率は・349でリーグトップを堅持し、打撃でもキャリア最多の8本塁打を放つなど奮闘していても、表情は険しい。ここまで借金7で3位・巨人とは2ゲーム差。クライマックスシリーズ(CS)進出圏外の4位と苦しむ。今季、誰よりもマスクをかぶってきたからこそ、責任の重さも痛感している。

 「投手が試合を作ったのに、負けたとか、打線が得点しているのに、大量失点したりとか。(リード面で)すべてがうまくいった試合なんて、ほとんどないです。毎試合、こうすれば良かったという反省がある」

 シーズンは佳境を迎える。すでに26日からの13連戦が決定。9日の巨人戦も中止となり、更なる過密日程も予想される中で、梅野の言葉は、熱を帯びる。

 「残り試合は1試合も落とせないので、自分も全試合出るつもりで、チームの勝利に貢献していきたい」

 残り27試合。扇の要として1つでも多くの勝利を呼び込み、最後までマスクをかぶり続ける。(遠藤 礼)

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