DeNA今永、今季初登板へ悲壮決意 ゼロから“信用”築く

[ 2018年4月24日 06:35 ]

キャッチボールする今永
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 左肩の違和感で開幕2軍スタートとなったDeNA・今永昇太投手(24)が、24日の広島戦(横浜)で今季初先発する。昨季チームトップの11勝をマークした左腕だが、不在中に若手先発陣が好投。昨季リーグ覇者との首位攻防初戦は、ローテーション定着へ大事な一戦となりそうだ。

 横浜スタジアムでの1軍練習に参加した今永の髪は、長く伸びていた。今季初登板を控え、キャッチボールやランニングで最終調整。昨季チームトップの11勝を挙げた左腕は、悲壮感をにじませながら復帰登板に向けた強い決意を口にした。

 「自分に対する悔しさはある。帰ってきたという感覚はない。イスが用意されているわけでもない。良い投手がたくさんいるので、ローテーションを奪い返すつもりでやる」

 春季キャンプ中は開幕投手の有力候補で、3月3日の侍ジャパンの強化試合でも好投。順調に思われたが、その約2週間後に左肩の違和感を訴えた。「投げようと思えば投げられた」というが、長いシーズンを見据えて治療に専念した。

 今永だけでなく、昨季10勝を挙げたウィーランド、浜口も故障で欠いてチームは開幕を迎えた。ところが京山、東、飯塚ら若手が「3本柱」の穴を埋め、チームは貯金4で首位を快走。チーム防御率2・91は12球団トップだ。

 ウィーランドは22日のヤクルト戦で復帰。6回2失点と好投し、選手層はさらに厚みを増した。そんなタイミングで1軍に合流する今永について、篠原投手コーチは「帰ってきてもポジションは保証されていない。(即2軍降格だって)もちろんある」と言う。

 復帰戦の相手は0・5ゲーム差の2位・広島だ。「全ての打者に気をつけて、全力で投げ続けたい。遅れは取り戻せないので、ゼロから信頼を築き上げたい」。約1カ月遅れで開幕を迎える左腕が完全復活となれば、20年ぶりの頂点を目指すチームの勢いは、さらに加速する。 (重光 晋太郎)

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