北別府学氏、偉大なる先輩・衣笠氏の訃報に衝撃「言葉もありません」

[ 2018年4月24日 14:23 ]

北別府学氏
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 プロ野球の広島で活躍し、2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄氏が23日、上行結腸がんのため71歳で死去したことを受け、チームメートだった広島の元エース北別府学氏(60)が自身のブログを通じて衝撃を語った。

 北別府氏は「実は午前中打合せの最中からもしかしたらという知らせが入っていました」とし、衣笠氏の訃報を改めて報告。「言葉もありません」と衝撃の大きさを記し、「衣笠祥雄さんとの思い出は沢山ありすぎるくらいです。すいません、まだ信じられなくて何も書けません。気が動転しています」と短くつづった。

 また、所属事務所を通じてコメントを発表した。闘病していることは知っていたといい「お目にかかるたびに気になって、あまりお痩せになっていないなと感じでホッとしたり、笑顔を見せて話している姿を見て安心していました」と衣笠さんの元気な姿に感じるものがあったという。

 また「完投したときはサードから真っ先に握手を求めてくださる、そして打たれるとサードからかけてくれる声が聞こえる。サードに衣笠先輩がいるだけで安心したものでした」と現役時代の思い出も。最後は「4年前、名球会でハワイに行った時『ペー、ふたりで飲もうか』と誘っていただいた時のことが一番の思い出です。尊敬する先輩でした。あまりに急な事でまだ信じられないような気持ちです。衣笠先輩、本当にありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

 衣笠氏は1965年から87年まで広島ひと筋でプレーし、北別府氏は76年から94年まで広島ひと筋でプレー。87年に衣笠氏が現役引退するまで12シーズンに渡ってチームメートとしてプレーした。

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