衣笠さんが19日に最後の解説をしたBS―TBS「仕事を全うしたいという、強い意志を尊重し…」

[ 2018年4月24日 17:32 ]

2017年2月、広島キャンプを訪問し、緒方孝市監督(左)らと言葉をかわす衣笠祥雄氏
Photo By スポニチ

 23日に死去した衣笠祥雄さん(71)の訃報を受けて、生前最後の野球解説となった19日の巨人―DeNA戦を放送したBS―TBSがコメントを発表した。衣笠さんは引退後の88年からTBS系列で野球解説を務めていた。以下コメント。

 ここ数年、衣笠さんの体調が万全ではないことはご本人からお聞きしていましたが、ご本人の希望もあって2018年度もTBS野球解説の仕事をお願いすることとなりました。

 4月19日のご出演も、野球解説のローテーションとしてお願いし、ご本人からも快諾を頂きました。ただ衣笠さんの体調を考慮して、槙原さんとのW解説という形を取りました。当日の試合中も、体調が万全ではない様子もありましたが、ご本人の仕事を全うしたいという、強い意志を尊重して試合終了まで解説をお願いしました。

 4月19日の放送が最後となりましたが、我々も突然の訃報に接し驚いています。

 最後の最後まで野球を愛し、やさしい語り口の解説でファンに愛された方でした。

 謹んでご冥福をお祈りします。



株式会社BS―TBS

続きを表示

2018年4月24日のニュース