ヤク、長身・宮出コーチでメッセ対策 山田「いい練習になった」

[ 2018年4月24日 05:30 ]

メッセンジャー対策として打席を通常より約2メートルマウンドに近づけ、宮出打撃コーチが打撃投手を務めた
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 ヤクルトは坊っちゃんスタジアムで練習。昨季0勝2敗で17イニング連続無得点中と苦戦するメッセンジャー対策として、宮出打撃コーチがスタメンが予想される野手8人に打撃投手を務めた。

 発案者の石井琢打撃コーチは「ヤクルトのランディ(メッセンジャー)だ」と説明した。小川監督も「角度をつけて。やらないよりやった方がいい」と言う。現役時代の宮出コーチは1メートル92の大型右腕として入団。野手転向したが、通算6勝を挙げた元投手が1メートル98右腕になりきった。不足の6センチは、打席を2メートルほど近づけた。通常の打撃練習はマウンドの手前から投げるが、傾斜を使って補った。バント練習も打撃マシンを20センチの台の上に載せた。山田哲も「いい練習になった」と笑顔だった。 (細川 真里)

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2018年4月24日のニュース