三重、13安打8得点で初戦突破!プロ注目右腕・定本が日大三を完封

[ 2018年3月29日 13:26 ]

第90回選抜高校野球大会・2回戦   三重8―0日大三 ( 2018年3月29日    甲子園 )

<三重・日大三>力投する三重・先発の定本
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 第90回選抜高校野球大会の第7日は29日、甲子園球場で3試合が行われ、2回戦最後の試合となった第2試合は、これが初戦の三重が日大三(東京)を8―0で下して、3回戦進出を決めた。打線が13安打8得点。投げてはプロ注目右腕の定本が完封した。

 日大三は背番号11の井上、三重は背番号10の定本が先発。両右腕の粘り強い投球で前半は投手戦に。日大三は6回まで毎回走者を出しながら、得点に結びつけられず。一方の三重も2回から3イニング連続で先頭打者が出塁したが、チャンスをいかすことができなかった。

 5回まで両チーム無得点だったが、6回裏に三重が均衡を破る。9番・井上が内野安打で出塁すると、盗塁で1死二塁とし、2番・浦口が右中間突破の適時三塁打。さらに、3番・曲が左中間への適時二塁打で続くと、2死三塁から5番・東がしぶとく適時内野安打を放って、3点を先取した。

 勢いに乗った三重は7回にも、この回から登板した2番手・林と3番手・河村を攻めて、先頭の7番・小川から定本、井上、梶田、浦口と5連打で4得点。暴投でさらに1点追加し、大量リードを奪った。5回まで無得点だった打線が結局、計13安打5盗塁8得点の猛攻。先発の定本は、1回戦・由利工戦で12安打を放った日大三打線を完封した。

 4年ぶり13回目の出場の三重にとっては、この勝利が12年以来6年ぶりのセンバツ1勝。

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