広島・高橋昂 4・4ヤクルト戦先発決定的 “新戦力”高卒2年目19歳

[ 2018年3月29日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   広島6―0ソフトバンク ( 2018年3月28日    由宇 )

広島の高橋昂
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 広島の2年目左腕、高橋昂也投手(19)が開幕ローテーション入りに当確ランプを灯した。28日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で4回を2安打零封。最速144キロの直球と変化球を制球よく操り、7三振を奪う力投だった。3連覇を狙うチームに台頭した期待の“新戦力”。4月4日のヤクルト戦(神宮)でのプロ初登板初先発が決定的だ。

 開幕前の最終登板で晴れて当確ランプを灯した。1軍クラスが参加するソフトバンクの2軍を相手に4回を投げて2安打無失点の好投。文句のつけようがない内容で念願の開幕ローテーション入りを決め、高橋昂は充実感をにじませた。

 「初回はボールにバラつきがあったけど、2回以降は自分のボールが投げられた。直球も変化球も、コーナーにしっかり投げられたのは良かったです」

 初回が関門だった。安打と四球、暴投などで招いた2死一、三塁のピンチ。だが、19歳は動じない。5番・九鬼に対して変化球で簡単に追い込み、最後は力のある外角直球で空振り三振。立ち上がりをしのぐと、2回以降はリズムに乗った。

 「(捕手の)坂倉に“腕だけでいっている”と言われ、下半身(主導の投球)を意識して良くなりました」

 手元で伸び、球速以上のスピードを感じると評判の直球は最速144キロを計測。球速差のある2種類のスライダーにフォークを制球よく操った。3回を零封した前回23日の同オリックス戦から中4日。球数71球は予定通りだ。

 期待の左腕の台頭に首脳陣は目を細める。「内容は良かったらしいね」と緒方監督。畝投手コーチも「しっかり投げ切れていたんじゃないかな。一つ一つ(の課題)をクリアして、ここまで来たからね」と話し、開幕先発枠入りを示唆した。

 今春の躍進が光る。不調だったのは1軍キャンプを完走した直後の4日、教育リーグ・中日戦(4回3失点)のみ。オープン戦は2試合8回を投げて防御率0・00。ウエスタン公式戦でも、この日を含めて3試合13回を投げ、同0・69を誇る。

 「気持ちに余裕が持てるようになってきたかな…と。いい具合に調子が上がってきた感じがあります。シーズンに入っても気を抜かずやっていきたい」

 高卒2年目の19歳。待望の1軍初先発は4月4日、敵地でのヤクルト戦が決定的だ。ツバメを斬る快投とメモリアル星が楽しみだ。 (江尾 卓也)

 《坂倉は開幕1軍ならず》坂倉は開幕1軍入りを逃した。ウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦に出場後、マツダスタジアムでのナイター練習に合流して降格を告げられた。「悔しいけど、守備面はまだまだ。打撃にも影響した部分があるし、もう一度頑張ってきます」。2年目の今春は1軍キャンプに初抜てき。打撃センスは内外に認められているが、オープン戦は11試合で打率・182だった。

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