“サボり大魔王”西岡 “堂々”の早退 金本監督との勝負に勝った

[ 2016年3月5日 06:48 ]

<ソ・神>3回1死二、三塁、西岡は二ゴロに倒れるも、打点を挙げる。投手・摂津

オープン戦 阪神3―3ソフトバンク

(3月4日 ヤフオクD)
 泥臭い1点を叩き出した。3回に1点を先制した直後の1死二、三塁で、阪神・西岡が高め直球を二ゴロ。打球がボテボテだったことが功を奏して、三塁走者の小宮山が生還できた。

 「ヒットを狙っていきました。打ち損じです」

 チームはデーゲーム後に帰阪する一戦だったこの日、西岡は金本監督と約束を交わしていた。安打を打ったら途中交代、そしてひと足先に帰阪できるというものだ。「1本打って早く帰りたかった。監督がヒットを打ったら帰らせてくれると言ったので」

 さて結果は…。初回2死走者なし、カウント3ボールからの内角136キロ直球を振っていったが右翼ポール際にわずかに切れる大ファウル。続く5球目をしっかりと見逃して四球を選んだ。そして6回先頭で迎えた第3打席でも四球。代走を送られてベンチに下がると、着替えて7回の攻撃中に球場を後にした。「フォアボール2つでヒット1本だから」とニヤリ。

 キャンプ中は「サボり大魔王」の不名誉な称号を与えられたが、この日は金本監督との“勝負”に勝っての堂々の早退だ。それでもソフトバンク2連戦ではいずれも3番で先発出場して、計4打数1安打の2打点と勝負強さを発揮した。開幕スタメンには、また一歩、近づいたと言っていい。5日からのロッテ、巨人との甲子園2連戦でも続けて存在感を示す構えだ。 (柳澤 元紀)

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