侍J小久保監督 完封リレー称賛「あんなにスピードが…」

[ 2016年3月5日 22:12 ]

<日・台>完封リレーを締めくくり、中村悠(左)とハイタッチする増井

日本通運 Presents 侍ジャパン強化試合 日本5―0台湾

(3月5日 ナゴヤドーム)
 2016年の初戦を白星で飾った侍ジャパンの小久保裕紀監督(44)は試合後、満足げな表情で振り返った。

 「選手は気合が入っていた。名古屋のファンの前でいい形で勝つことができて良かった」

 投打がかみあっての快勝。中でも5投手による完封リレーは今後につながった。5点リードの8回は初招集で代表デビュー戦となった秋吉(ヤクルト)が3者三振斬り。そして9回は昨年11月の「プレミア12」で悔しい思いをした増井(日本ハム)を起用した。準決勝・韓国戦で9回のピンチでマウンドに上がり、李大浩(イ・デホ)に決勝打を浴びた右腕に雪辱の機会を与えた。その期待に応えるように増井は3者凡退でピシャリと締めた。

 指揮官は「台湾は現時点の国内リーグでトップの選手が集まった打線。(秋吉は)あんなにスピードが速いのかと見ていた。完封リレーといういい形で締めくくれた」と称賛を惜しまない。

 来年3月に開催される第4回WBCの本大会出場に向け、まずは幸先のいいスタートとなった。

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