和田、殊勲の同点弾&V打!41歳「気持ちだけは元気」

[ 2014年4月19日 22:30 ]

<巨・中>スタンドの声援に応える和田

セ・リーグ 中日7―2巨人

(4月19日 東京D)
 中日の頼れるベテラン・和田が、大車輪の3安打3打点でチームを再び貯金生活へと引き戻した。まずは2点ビハインドの7回、起死回生の同点2ランを左翼スタンドに叩き込む。そして延長11回、1死二、三塁から決勝の左前適時打。勝負強さを存分に発揮した41歳は「気持ちだけは元気でやっています」と白い歯を浮かべた。

 逆転で巨人との死闘を制し、敵地・東京Dで今季初勝利を挙げた。前日まで開幕から18試合、本拠地・ナゴヤDで8勝4敗に対し、敵地では1勝5敗と苦戦。しかも1日の阪神戦(京セラD)に10―0で勝利したのを最後に5連敗中だった。

 “内弁慶”ぶりについて、谷繁監督は「チーム全体、気にしていなかったが(きょうは)粘り強い試合ができた」とサラリ。打のヒーロー・和田に「いい仕事をしてくれている」と目を細めつつも「今シーズン一番いいっていうぐらいのピッチングをしたことが大きかった」と、先発・大野が見せた9回2失点の粘投をうれしそうに称えた。

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