【試合経過】黒田の粘投で6回までヤ軍リード 終盤に大量失点

[ 2014年4月19日 12:06 ]

レイズ戦に先発した黒田

 米大リーグ、ヤンキースの黒田は18日(日本時間19日)、セントピーターズバーグでのレイズ戦に先発し、5回2/3を投げて7安打3失点。今季3勝目はならなかった。イチローは「9番・右翼」で先発し、4打数1安打。チームは5―11で敗れた。

 【1回】ヤンキースは2番のジーターが中前打で出塁するも無得点。その裏、黒田は3者凡退に抑えたが、やや制球に不安を残す立ち上がり。

 【2回】ヤンキースは無死満塁からサイズモアの走者一掃の適時二塁打で3点を先制。続くイチローは無死二塁から三塁線へセーフティバント。1度はアウトとコールされたが、ビデオで判定が覆って内野安打となり、ヤンキースは無死一、三塁から内野ゴロの間に1点を加えた。その裏、黒田は先頭のロンゴリアに中前打を許したものの、ロニーを遊ゴロ併殺に仕留め、レイズの攻撃を3人で終わらせた。

 【3回】ヤンキーは先頭のエルズベリーが中前打で出塁するも無得点。その裏、黒田は先頭のフォーサイスに四球を与えたが、エスコバルを二ゴロ併殺に仕留め、無失点で切り抜けた。

 【4回】ヤンキースは先頭のジョンソンが四球で出塁。1死一塁からイチローの二塁へのゴロが相手の失策を誘って一、二塁とチャンスを広げたが、後続が倒れ無得点。その裏、黒田は2死からジョイスに四球を与え、続くロンゴリアに左前打、ロニーには左中間へ2点適時二塁打を浴び2失点。その後の2死一、三塁のピンチは切り抜けた。

 【5回】ヤンキースは2つの四球で2死一、三塁としたが、無得点。その裏、黒田は3者凡退に抑えた。

 【6回】ヤンキースはこの試合初めての3者凡退。イチローの第3打席は三ゴロだった。その裏、黒田は1死からジョイス、ロンゴリアに連打を許し、一、二塁のピンチを招き、2死後にマイヤーズに適時打を浴びて降板。代わったフェルプスはフォーサイスを右飛に仕留めた。

 【7回】ヤンキースは1死二塁からソリアーノの中前適時打で待望の追加点。しかし、その裏、救援陣が集中打を浴びて逆転を許し、黒田の今季3勝目は消えた。

 【8回】ヤンキースの攻撃は3者凡退。2死走者なしで打席に立ったイチローは投ゴロに倒れた。その裏、ロドリゲスに2ランを浴びるなど大量5失点。リードを6点に広げられてしまった。

 【9回】ヤンキースは3者凡退に終わり、連勝は5でストップ。

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