負けても凄かった!日の丸ダルの165球

[ 2008年7月25日 06:00 ]

気迫の男ダルビッシュ

 【日本ハム2―5ロッテ】絶対エースは決して下を向かなかった。6月11日の巨人戦(札幌ドーム)以来となる今季4敗目。連勝は5で、05年から続いていた7、8月の連勝も16で止まった日本ハム・ダルビッシュは「全部勝つことはできない。こういう日もある。自信を持って投げた球。悔いはない」と話した。

 4回だった。四球と不運な連打で無死満塁。大松、今江を連続三振に仕留めたが橋本にプロ3本目となる満塁弾を右中間席に運ばれた。大松の初球から11球続けた直球。外角を狙った球が内角にいった。中5日で球宴前に2試合投げるプランを変更し、中6日で迎えた五輪前の最終登板。「五輪期間はチームに貢献できないので気持ちが入っていた」と直球は自己最速にあと1キロの153キロをマークも制球に苦しんだ。6回、7回と交代を打診され「9回まで行かせてください」と続投志願。結局、8回まで今季両リーグ最多、プロ入り最多の165球を投げた。
 「200球でも250球でも投げられるように練習している。どんな状況でも自分の球は投げられる」。25日に登録を抹消されるエースはすぐに気持ちを五輪モードに切り替えた。
 球団も27日の西武戦で壮行セレモニーを用意、幹部も五輪期間中の査定の検討に入っている。試合後には自身のブログを更新し「この悔しさを五輪にぶつけたいと思います」と決意表明。大嶺にも「素直におめでとうと言いたいな!次は投げ勝ったる!」とリベンジを誓った。エースの気概を示した165球の熱投。必ず真夏の北京へつながる。

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