佑ちゃんマジうれしいっす!早実王手

[ 2008年7月25日 06:00 ]

5回1死、日大三・中島の三邪飛をフェンスにぶつかりながら好捕する早実・徳井

 第90回全国高校野球選手権記念大会(8月2日開幕、甲子園)の地方大会は24日、全国26地区で45試合が行われ、新たに9地区で甲子園出場校が決まった。西東京大会では早実が日大三を6―2で下し、斎藤佑樹投手(早大)を擁して以来、2年ぶりの決勝進出を決めた。大阪大会準々決勝ではPL学園・勧野甲輝外野手(1年)が布施戦で公式戦初完封の快挙。PL学園では清原(オリックス)以来の1年生4番に座る大物ぶりを見せつけた。25日は15地区の決勝戦を含め、全国20地区で25試合が行われる。

 西東京【早実6―2日大三】2年ぶりの全国舞台に王手をかける一打が中前へ抜けると、徳井が控えめなガッツポーズをつくった。「直球勝負はふんかっていた。ここで打たなきゃ練習してきた意味がない。早実は粘り強いんです」
 8回に2点差を追いつき、押せ押せムードの9回2死満塁。徳井が直球をはじき返すと、主将の一打に続けとばかり、林が右越え2点二塁打し一挙4点、西東京のライバルを撃沈した。
 日本中を沸かせた06年夏の甲子園。徳井は1年生ながら背番号18でベンチ入りし、斎藤(早大2年)が2日間、計24回396球を投げ抜いた駒大苫小牧との死闘を見届けた。しかし、疲労困ぱいだったはずの先輩は笑顔、笑顔のオンパレードだった。その光景は「斎藤さんたちは強敵になればなるほど楽しそうに戦っていた」ようだった。
 この日は今大会の進撃を支える1年生コンビ、小野田と鈴木がそろって5回1失点、4回1失点と結果を出した。「1年生は頼りになる。でも、チームを支えるボクら3年生の意地もある」。グラウンドでは三塁の守備位置から絶えずルーキーを笑顔で鼓舞する徳井の姿があった。
 和泉監督は「きょうの勝利はみんなの力。徳井と林の3年生もよく打った」と目を細める。全国へあと1勝。偉大な先輩が伝説をつくったあの舞台へ、冷静さと笑顔を武器に、頼れる主将が全力でカジをとる。

 ▼斎藤(07年卒)早実時代の友達からのメールで結果を知りました。マジうれしいっす。これで気を抜かず、あと1勝して甲子園に行ってもらいたい。

 ≪日大対決は鶴ケ丘に軍配≫西東京【日大鶴ケ丘8―7日大二】日大対決を逆転サヨナラで制した。9回1死満塁から鈴木の押し出し四球で同点とすると、続く高田が左中間へサヨナラ適時打。「ネクストバッターズサークルでは足が震えていた。無我夢中で打った」と試合後も興奮が冷めなかった。18年ぶりの甲子園へ、あと1勝。萩生田監督は「チームは乗っている。接戦ならウチのペースになりつつある」と自信を見せた。

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