トレードも!井川で釣れるかワシュバーン

[ 2008年7月25日 06:00 ]

 ヤンキースの井川慶投手(29)が、マリナーズにトレードで移籍する可能性が急浮上した。23日付のシアトルの地元紙が報じたもの。両球団間で交渉は進行中で、交換要員には左腕エースのジェレッド・ワシュバーン投手(33)らの名前が挙がっている。2年目の井川は今季メジャー登板は2試合しかなく、現在は傘下の3Aに所属。ヤ軍は昨年も放出に動いた経緯があり、31日のトレード期限を前に進展する可能性もある。

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 シアトル・ポスト・インテリジェンサー紙が井川の交換要員として報じたのは、02年には18勝を挙げたワシュバーンと、打率3割を6度記録している好打者のビドロ。交渉は初期段階ながらも、ヤ軍側が積極的に働きかけていると伝えた。
 ヤ軍は球宴明け6連勝で首位レイズと2位レッドソックスを猛追。さらに勢いを加速させるためにキャッシュマンGMは先発投手とDHを補強ポイントにトレードを画策している。そこで交換要員となったのが井川だ。
 今季はメジャーで2試合に登板しただけで0勝1敗、防御率13・50。3Aではチームトップの9勝を挙げているが、首脳陣の評価は低く、先発での昇格の見通しは薄い。ヤ軍が井川放出に動いたのは今回が初めてではない。06年12月にポスティング費用と合わせて4600万ドル(約49億6800万円)を投じて5年契約を結んだが、1年目は開幕から期待外れ。昨年8月にもウエーバーにかけ、パドレスとトレード交渉したが、最終的には合意に至らなかった。
 一方、借金25とプレーオフ進出が絶望的なマ軍は早くも来季に向けたチームづくりに着手し、高年俸のワシュバーンとビドロを“売り”に出している。ただし、2対1の交換には難色を示し、あくまでもワシュバーンとの1対1で交渉を進めたい考え。ヤ軍が譲歩すれば成立する可能性はある。
 今回の報道に井川は「そういう話は今のところ聞いていません」と話したが、ヤ軍では先発枠に入り込む余地がないことも実感している。イチロー、城島がいるマ軍への移籍は悪い話ではない。31日のトレード期限まで成り行きが注目される。

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