スンヨプさんの力を見せてもらいましょう

[ 2008年7月25日 06:00 ]

1軍昇格のため荷物を車に乗せて川崎市のジャイアンツ球場を出る巨人・李スンヨプ

 巨人・原辰徳監督(50)が24日、不振で2軍調整中だった李スンヨプ内野手(31)を、25日のヤクルト戦(東京ドーム)から1軍昇格させることを決めた。この3連戦はいずれも右腕先発投手との対戦が予想されるため、切り札として投入する。前半戦の残りは5試合。打力優先の超攻撃型オーダーでラストスパートをかける。

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 原監督が勝負に出る。球宴まで残り5試合。ローテーション通りなら29日の広島戦(広島)で先発予定だったグライシンガーの登録を抹消し、李スンヨプの1軍昇格を決断した。「次は右(投手)が多いみたいだからね。(李スンヨプは)力の見せどころ。楽しみです。開幕時の戦力?そういうことでいいと思います」
 開幕戦は4番に座った李スンヨプも14試合で打率・135、0本塁打の不振で2軍落ち。だが、ここに来て2試合連発を放つなど2軍戦では37試合で打率・325、7本塁打と復調した。外国人枠の関係から昇格機会がなかったが、グライシンガーの先発を1回飛ばすことで、障害はなくなった。この日ジャイアンツ球場で練習を行った李スンヨプは4月13日以来の1軍復帰に「調子は戻った。チームに貢献したい」と意気込んだ。
 北京五輪の韓国代表合宿に参加するため30日に帰国する。それまで5試合しかないが、原監督は「五輪後も1軍?うちの4番なんだから」と前半戦途中からローテ入りしたバーンサイドの状態次第では、五輪後も継続して起用する方針。相手が右投手の場合は李スンヨプが一塁で小笠原が三塁、左の場合は小笠原が一塁で二岡が三塁と併用していく構えだ。
 さらに清水、加藤に代わって亀井、西村健も昇格。腰痛を抱える高橋由や亀井は代打としてスタンバイするなど層の厚い布陣が完成する。前半戦最後の“強攻策”で、首位・阪神との差を少しでも縮めたいところだ。

 ≪8月は巨投4枚刃で勝負≫8月は北京五輪が開催される関係で試合間隔が変則的なことから、巨人の先発は4枚で回すことになった。尾花投手総合コーチは「5人もいらないでしょ」と説明。25日から5試合で先発する投手の結果や内容を踏まえた上で、後半戦の布陣を固める。8月は阪神、中日戦合わせて9試合。2連戦が多いことから内海、グライシンガーの両投手を同カードにぶつけることも可能となる。

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