福知山成美“2刀流”植田が代役で完投○

[ 2008年7月23日 06:00 ]

 【福知山成美8―2立命館宇治】福知山成美は序盤の集中攻撃で近畿勢甲子園一番乗りを決めた。初回2死から相手守備の乱れを突き、そこから4連打で5点を先行。準決勝まで1試合平均9・6点を奪った強打で立命館宇治を圧倒した。「強いチームが出るのが甲子園。正直言って狙っていた」と田所監督。エース近藤が指先のマメをつぶし、準決勝に続いて“代役先発”しながら2失点完投した背番号9・植田も「ほんまに優勝したんかな。実感わかなかった」と笑顔を見せた。前回甲子園出場の一昨年は8強入り。椎葉主将は「目標はベスト4以上」と宣言すれば、植田も「ライトも守りたいけど、投手がいないなら投げたい」と全国舞台での“2刀流”に意欲的だった。

 ◆福知山成美(京都)1871年創立の私立校。真・善・美が教育方針。

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2008年7月23日のニュース