西武1イニング15人で11点猛攻

[ 2008年7月23日 06:00 ]

<西武・楽天>2回1死一、二塁中村が2試合連続となる3ランホームランを右中間に放つ

 【西武14―2楽天】次々と本塁へ生還してきた。西武が2回、打者15人の猛攻で球団新記録となる10者連続得点。92年7月15日ダイエー戦(平和台)以来となる1イニング11得点で試合を決めた。

 40分に及ぶ長い攻撃の主役は中村だ。1死から四球を選んで出塁し、平尾の適時内野安打で生還。さらに11人目の打者として迎えた1死一、二塁では右中間へ2戦連発の23号3ランと1イニングに2度本塁を踏んだ。「もともと右中間の方にも打球が伸びるんで」と自信を見せる。
 初対決の楽天・長谷部を1回1/3でKOするなど、先発全員の16安打14得点でパ・リーグ50勝一番乗り。渡辺監督は「チーム状態が急激に落ちることなく、平均的にやっていることがこういう形につながっている」と目を細める。この日は暦の上では1年で最も暑い「大暑」。所沢では34度を記録したが、レオ打線に夏バテはない。

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2008年7月23日のニュース