スピードスケート 目標メダル届かず女子は美帆頼み 若手の底上げが課題

[ 2022年2月20日 05:30 ]

北京五輪で獲得した4個のメダルを手に笑顔の高木美帆(撮影・小海途 良幹)
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 【北京五輪スピードスケート総括】全種目を終え、日本が獲得したメダルは金1、銀3、銅1の5個。目標に掲げた複数金メダルを含む7個には届かなかった。

 18年平昌は金3、銀2、銅1の6個。女子団体追い抜きの転倒、女子500メートルで連覇を狙った小平の大会前の右足首負傷、コロナ感染によるコーチの一時離脱などアクシデントも重なり、4年前を下回った。

 入賞は目標の12を上回る13。男子が3大会ぶりにメダルを獲得したのは光明だが、女子は金1、銀3を量産した高木美に頼る状況で、若手の底上げに課題が残る。湯田強化部長は「目標を達成できなかったことは悔しい。この悔しい思いが、間違いなく今後につながる。女子の選手層を厚くしないといけない」と総括した。

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2022年2月20日のニュース