色々あった北京五輪 ウイグル族聖火ランナー 彭帥現る 沙羅の涙 不可解判定…ワリエワ問題は調査中
北京五輪最終日 閉会式 ( 2022年2月20日 国家体育場 )
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北京冬季五輪は20日、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で閉会式を行い、19日間の全日程を終える。日本は金メダル3個を含む18個のメダルを獲得。前回平昌大会の13個を上回って冬季五輪最多となった。一方、歓喜にわいた裏側で、今回も様々なことが起こった。改めて、振り返ってみる。
【開会式】
中国は、欧米が弾圧を指摘するウイグル族の選手を開会式の聖火リレー最終走者に起用して融和を演出するなど、五輪の政治利用の気配が随所ににじんだ。
【彭帥現る】
中国の元副首相と不倫関係を告白し、性的関係を強要されたとみられ一時消息が分からなくなった同国女子テニスの彭帥(ホウ・スイ、36)が、5日夜のカーリング混合ダブルスの試合に姿を現すなど、北京五輪では何度か試合会場で目撃された。IOCによると、5日にバブル内の五輪施設で開かれたコベントリー前選手委員長も同席した夕食会で、彭帥と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は対面。一連の問題を巡っては中国とIOCの“連携”が際立っている、と各国メディアが報じている。
【沙羅の目に涙】
新種目のジャンプ混合団体では、高梨沙羅(25=クラレ)が103メートルの大ジャンプを決めるもジャンプスーツの規定違反で失格。高梨を含め実に10チーム中4チームの女子5人が失格となり、強豪ドイツが1回目で敗退となる大波乱となった。全日本スキー連盟競技本部の斉藤智治副本部長は高梨が失格になったことついて、五輪後、連盟として国際スキー連盟(FIS)に文書を提出する意向を明らかにしている。
【逆転に次ぐ逆転】
ショートトラックでは微妙な判定続きで荒れ模様。初代王者を争った混合リレーで、上位2チームが突破する準決勝で中国は3番手。だが、2番手の米国と、ROCがビデオ判定で失格となり、繰り上がった。さらに7日の男子1000メートルでも、準決勝では1組で韓国の黄大憲が先頭でゴールしたものの失格となり、2、3番手の任子威、李文竜(ともに中国)が決勝進出。続く2組では2番手でゴールした李俊瑞が失格となり、韓国勢は決勝進出を逃していた。さらに、決勝でもハンガリー選手がイエローカードの処分を受け、競り合っていた任子威が金メダルを獲得。李文竜が2位となった。これを受け、韓国選手団はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴すると発表。国際スケート連盟(ISU)と国際オリンピック委員会(IOC)にも抗議文を送った。
【何だった?】
12日に行われたスピードスケート男子500メートルでのフライングについては、世界的に疑問の声が挙がっっている。スタートリスト第14組では、森重航(21=専大)のフライングが取られてリスタート。また第15組の新浜立也(25=高崎健康福祉大職)と昨季世界王者のローラン・デュブルイユ(カナダ)も、デュブルイユのフライングが取られてリスタートになった。どちらも微妙な判定だった。このレースで2大会連続の銀メダルを獲得したチャ・ミンギュ(28=韓国)は、表彰式で表彰台の床を手ではらうような仕草をした。これが「18年平昌大会の男子ショートトラック5000mリレーで、銅メダルを獲得したカナダの選手らが表彰台に上がる前に同じように表彰台を手で掃き判定に抗議しており、この場面を連想させてしまった」とするとして、中国メディアから猛反発を食らった。
【不可解な判定】
スノーボード女子パラレル大回転では史上最多6大会連続の冬季五輪出場の竹内智香が1対1の1発勝負となる決勝トーナメント1回戦で前回五輪銅メダルのラモナテレジア・ホフマイスター(ドイツ)と対戦。コース中盤で転倒しながらも先着したが、レース後の審議で進路妨害と判定され、抗議も実らず敗退が決まった。竹内はレース後、判定について「ヨーロッパスポーツの力を感じる。ジャッジの8人中6人がドイツ人なので、ノーチャンスだと感じた」と話した。
【不可解な判定2】
スノーボード・ハーフパイプ男子で、日本勢で同競技初の金メダルを獲得した平野歩夢も決勝では斜め軸の縦3回転に横回転を加えた超大技「トリプルコーク1440」を含むルーティンを公式戦で初成功させたが、2本目は91・75点止まりの不可解ジャッジで、暫定2位止まり。競技直後も「納得できなかった」と話していた平野は、改めて「僕が思っているように、周りも(得点が低すぎると)思ってくれていた。今後のスノボのジャッジ全体を含めた基準として、どこを見ていたという説明は聞くべきだと思う」と話し、採点基準の明確化を訴えた。
【ワリエワのドーピング判定】
北京冬季五輪のドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)は11日、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のフィギュアスケート女子代表カミラ・ワリエワ(15)が昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示したと発表した。12月25日のロシア選手権(サンクトペテルブルク)で採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出された。ワリエワは16歳未満で保護対象のため実名公表は控えるのが原則だが、メディアが非公式情報でワリエワの名前を報道したため公式発表したと説明した。これを受け、CASは13日夜、オンライン形式の聴聞会を約5時間半も開催。ワリエワ本人、暫定資格停止処分を解除したロシア反ドーピング機関(RUSADA)、提訴したIOC、世界反ドーピング機関(WADA)、国際スケート連盟(ISU)を事情聴取し、「例外的な状況」で処分解除は妥当と裁定した。だが、裁定は五輪出場の可否のみで調査は継続中のため、今大会の成績は「暫定」扱いになるという前代未聞の事態となった。3位以内に入った場合には、大会中のメダル授与式は行わないとも発表。ワリエワは個人では4位に終わったが、ワリエワも臨んだ団体戦ではROCが金メダルを獲得し、米国が2位、日本が3位。団体のメダルは大会中に授与されなかった。
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